バ音ブルック草原で1万羽近い白鳥の「集会」南遷に備えて
記事のソース:作者:adminリーディング: リリース時間:2024-08-10
秋になると、我が国最大の野生白鳥の繁殖地である ——和静県バ音ブルックの国家級自然保護区内で、1万羽近くの野生白鳥が「集結号」を鳴らし、大人の白鳥が幼い白鳥を率いて飛行練習を始め、1カ月以上の訓練を経て、白鳥は続々と南へ移動する。
10月の巴音ブルック国家級自然保護区の秋草が延々と続き、鏡のような碧水が漂い、青々とした湿地湖面には、群れをなした野生の白鳥が続々と集結し、大人の白鳥は羽が豊かになった小さな白鳥を率いて飛行を練習し、来るべき移動に備えて、白鳥の霊動的な姿、陽気な鳴き声で観光客を忘れさせた。
バ音ブルック国家級自然保護区は天山の南麓に位置し、総面積 1368.94平方キロで、我が国最大の白鳥の繁殖地であり、世界で野生のオオハクチョウの繁殖の最南限でもある。毎年3月から4月初めにかけて、インド、ミャンマー、パキスタンに滞在し、黒海、紅海、地中海沿岸諸国まで遠く離れたオオハクチョウ、コハクチョウ、イボ鼻ハクチョウを主とする1万羽以上の貴重な鳥が、10-11月に再移転し、半年以上滞在している。
バ音ブルック国家級自然保護区管理局センター管理ステーションの玉素甫駅長 ·ヒートマン氏は「今年の白鳥の数は約7000羽から8000羽、幼鳥は約2000羽。気候のため、今年の白鳥の移動は遅く、11月初めになってから続々と移動し始めた」と話した。
野生の白鳥や各種の珍鳥をよりよく保護するために、国は特別資金を投入し、保護区のインフラ整備を整備した。同時に、保護区管理局の職員は交代で当直し、いかなる車両、人員も保護区、緩衝区、核心区に入ることを厳禁し、野生白鳥及び各種鳥の順調な繁殖を保障する。現地の生態環境の改善に伴い、現在、保護区には野生の白鳥、サガン、コウノトリ、ハクトウワシを含む各種類の希少鳥の種類が 131種、うち国家一級保護鳥類8種、国家二級保護鳥類26種。